動物看護師として感じてきたこと

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動物看護師という仕事は

動物の生死ととても深く関わっています。

健康診断や予防、爪切りや肛門腺などの

ケアでくる健康な子

少し体調を崩してやってくる子

継続的な検査や治療、処方が必要な子

入院が必要になってしまった子

急患と言われるエマージェンシーの子

安楽死を待つ子

そして産まれてくる子

全て同じ所に来ます。

動物看護師は喜びが多い

そして悲しみも多い

元気な時を知っているからこそ

幸せそうなご家族を知っているからこそ

その死が辛い

私が想像する思い出なんかよりも

もっと厚く深いのに

それでも一緒に泣いてしまう

みなさんそれぞれの時間をかけて

挨拶に来てくださいます

一緒に泣いたり、笑ったり、

そして泣いて

笑って

私が休みの日だったある時は

お電話させていただいて

昼休みまるまる話したり

それだけ私にとっては

その子達が、そして

そのご家族様たちも大切な存在でした

動物看護師は喜びが多い

そして悲しみも多い

それでも思い出に入れてもらえた私は

とても幸せだったと思う

私は無理に前を向いたり、忘れたり

自分の苦しみに蓋をする必要は

ないと思っています

それだけ大切なものだったのだから

これからもゆっくり大切にできるはずです

ちゃんと悲しんで

ちゃんと苦しんで

ちゃんと思い出して

ちゃんと感じて

悲しい思い出より

楽しくて幸せだった思い出のほうが

多かったはずです

いつの日か

涙よりも笑顔が多くなりますように

そして、自分がその立場になったら

多分忘れてしまうと思うので

誰か思い出させてください😌🙏✨

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